研修案内

研修案内

■平成24年度定期総会 記念講演会
 平成24年6月16日(土)サンシップとやま1階福祉ホール

「みんなそのままで素敵」

【講師】山元加津子氏

 平成24年度の定期総会にひきつづき、記念講演「みんなそのままで素敵」と題して石川県特別支援学校教諭であり作家のの講演会を行いました。教諭として児童とのふれあいの中での学びや気づき、身近な人との関わりで得た事など、ゆったりとやさしい語り方でついつい引き込まれ、あっと言う間の90分でした。

 講演は、お話以外に「あいうえお」スキャンという手法でのコミュニケーション方法(意思伝達)や介護者にとって負担の少ない移乗介助技術の実演もありました。

 意識が無いように見えても実は、全ての人に思いがあり、全部わかっている、聞こえている、見えている、感じているということ、そして人の身体や脳には想像もつかない回復力があること、あきらめなければ思いを伝え合えるというお話は、介護現場でも同じことが言えると思いました。

 人は誰でもどんな時でも、心はいつも何かを感じ理解し伝えようとしている。そして介護する側だけが支援しているのではなく、介護者側が気づかないうちに、利用者の方に助けられているということを振りかえり、感謝していこうと気づかされました。

 山元加津子氏の講演DVD(総会当日分と公式販売されている講演)を事務局にて貸し出しいたします(研修資料DVDリストはこちら)。

▼山元加津子氏プロフィール

 1957年金沢市生まれ。富山大学理学部卒業後、小学校の先生を経て、現在石川県の特別支援学校に勤務。
 人間が大好き。出会うことが大好き。出かけることが大好き。作ることが大好き・・・。そんな大好きがあふれた作品を作りたいと、エッセイ、旅行記、イラストなどの制作活動を行っている。そんな活動が子供たちだけでなく、心を閉ざしていた大人たちの心を開き、奇跡のような出来事に驚きの声があがっている。
 また平成19年に山元氏をテーマにしたドキュメンタリー映画「1/4の奇跡」が完成し、現在まで全国1,000ヶ所以上、海外15ヶ国以上で自主上映会が開催されている。
 著書「きいちゃん」は、平成12年中学校夏休み課題図書になり、そして平成14年度から16年度まで小学校6年の国語教科書(光村図書)に掲載された。また平成18年度から中学校の道徳の副読本に選定されている。
 著書は、「本当のことだから」、「宇宙は今日も私を愛してくれる」、「魔女モナ物語」(以上、三五館)、「さびしいときは心のかぜです」(樹心社)、「紀伊ちゃん」(アリス館)など多数。

認知症グループホームについて連絡協議会について事業計画研修案内会員専用掲示板入会のご案内お問い合わせ